札幌学院大学高大連携プログラム 札幌学院大学高大連携プログラム

札幌学院大学高大連携プログラムとは

札幌学院大学では、 高校生の皆さんに「進路選択と大学進学について、もっとよく知ってもらいたい」 「大学で学べる分野を詳しく知ってもらいたい」との考えで、 以下の二つのプログラムを用意しております。
札幌学院大学高大連携プログラムとは

「将来を見すえ、自分らしい生き方を見つけるために、
学ぶことの大切さを実感しよう!」

高等学校卒業後の進路は誰しもが悩むことと思います。
自分らしい生き方を模索しながら自分の将来像を想い描きそれを実現するためには、それ相応の情報が必要でしょう。
どのようにすればそこにたどり着くのか、進学して時間をかけて学ぶのがよいのか、すぐに就職するのがよいのか。

では進学するとして、大学での学びはこれまでとどのように違うのか、どれほど深いことが学べるのか、
これまでの小中高で学んだことがどのように生かされるのか、等々。悩みはつきないと思います。

このように将来の進路について深く考え、最適な進路選択の一助となるように、札幌学院大学は「高大連携プログラム」を提供しています。
また、本学における学び・生活・就職などへの支援制度について詳しく知っていただき、実りある進路選択に貢献したいと思っております。

さらに、高等学校での「総合的な探究の時間」と関係づけられるプログラムや、
高等学校教員のスキルアップとして用意したプログラムもございますので、ご活用いただければと存じます

札幌学院大学 広報入試部長

人文学部教授 山添 秀剛

学部・学科紹介

心理学部  
新札幌キャンパス

臨床心理学科

対人援助をはじめとするあらゆる人間の営みの中で役立つ心理学的支援を、わかる、できる、つくる人を養成。
未来を生きるツール研究力、コミュニケーション力、心理的・福祉的援助スキルを獲得。
学習者文化の中で、大学院進学や公務員心理職などのキャリア形成を。カリキュラムは国家資格「公認心理師」「精神保健福祉士」に対応。
毎年、各学年のニーズ調査と個人面談により、教育内容と進路の最適化をしながら教育しています。

人文学部  
江別キャンパス

人間科学科

共生社会の実現を担う力の養成を目的とした「ソーシャルワーク」「心理・教育」「地域文化」の3専攻制カリキュラム。
ゼミナールによる少人数教育のほか、実習とフィールドワークによる実践的な学びを重視。
多様な資格が取得可能で、公務員、NPO職員、学芸員、教員、医療機関や福祉施設専門職員など、地域社会を支える職場で活躍します。

人文学部  
江別キャンパス

英語英米文学科

国際化が進む現代でさらに共通語化している英語。本学科では英語で進める講義や海外研修など、英語を“All English”で学ぶ機会を学内外で豊富に用意。
社会が求めるコミュニケーション能力を磨く科目も充実。英語力+αを武器に、グローバルな企業で多くの卒業生が活躍しています。

人文学部  
江別キャンパス

こども発達学科

小学校教育をはじめ、特別支援教育、保育、家庭・地域における子育て支援などについて専門的に学習します。
卒業と同時に「小学校教諭」と「保育士」の2資格が取得可能。
少人数制で密度の濃い、実践的・体験的授業を展開します。
また、他学科の科目が単位認定されるため、より多角的な学びもできます。

法学部  
江別キャンパス

法律学科

「公共コース」「企業コース」の2コース制で、法学の知識と実践的な行動力を獲得。資格取得を目指すためのコース横断のプログラムもあり、公務員だけではなく民間企業に進むうえで必要となる能力の取得を支援。
SPI対策も導入。学生はステップアップして、国家公務員一般職、自治体職員、警察官などの公務員採用試験に実績を出しています。

経済経営学部  
新札幌キャンパス

経済学科

「現代経済コース」と、「キャリア・アップ・プログラム(CUP)コース」の2コース制を採用。
就業力の向上を目指すCUPコースには、以下の 3つのプログラムがあります。
(1)公共政策プログラム(公務員試験の対策を実施し、地域経済の知識を身に付けた公務員を養成)、(2)金融(FP)プログラム(ファイナンシャル・プランニング技能検定2級の資格をもつ金融スペシャリストを育成)、(3)情報(IT)プログラム(ITパスポート試験、基本情報技術者試験など国家試験の資格取得を目指す)。

経済経営学部  
新札幌キャンパス

経営学科

現場主義を軸に、自治体や企業と連携したフィールド実践重視のカリキュラムを編成。
授業で実際にプロジェクトを推進する経験などを重ね、個々のマネジメント能力を磨きます。
また就職活動における強みや社会人基礎力を育成する「キャリア・マーケティング」科目は、他大学にはないオンリーワンの教育です。①会計、②経営、③グローバルのいずれかのコースに属し専門的能力を身に付けます。

大学院  

法学研究科・臨床心理学研究科・地域社会マネジメント研究科

講義プログラム

プログラム内容

心理学は高校までに学ぶ教科には含まれていません。含まれていないのですが、人の心についてのことは多くの人が物心ついてから関心を持ちながら育ってきているように思います。ずいぶんたくさんの学生さんが心理学に興味を持って大学で勉強しようとするのは、やっぱり気になるのでしょう、心のことが。さて、この講義では心理学とはどんなものかということについて伝えたいと思います。心理学といっても広いです。大学でどのような心理学を学ぶのかということのさわりをお伝えできればと思います。
担当教員
研究分野
担当教員/研究分野

臨床心理学科 久藏 孝幸
「児童福祉臨床」、「統計学・機械学習」

プログラム内容

本講義では、普段私たちが人と接するうえで気になる事柄(対人魅力・説得・恋愛)について取り扱います。「私たちが他人を好きになるのはどんな時か?」「効果的な説得法は?」「恋愛と好意の区別」などについて心理学的に考えます。
担当教員
研究分野
担当教員/研究分野

臨床心理学科 佐野 友泰
「芸術療法の国際比較」

プログラム内容

皆さんが最も悩み、楽しむ恋愛と好意について、心理学的に考えてみましょう。恋愛や好意を客観的かつ科学的に考えるとどういうことになるのか、恋愛に関する心理学の研究結果をお伝えしながら、一緒に楽しみましょう。
担当教員
研究分野
担当教員/研究分野

臨床心理学科 佐野 友泰
「芸術療法の国際比較」

プログラム内容

「鉄腕アトム」で有名な漫画家、手塚治虫の作品に「ブラック・ジャック」という医師を主人公にしたものがあります。この作品は、気味の悪い病気や解剖シーンがおりなす「不気味さ」と、医療倫理をめぐる「ヒューマニズム」が表裏一体になって描かれていることが魅力であり、これはまた手塚治虫の深層的なテーマであると考えられます。近年、これと同じようなテーマをあつかった「鋼の錬金術師」という作品がヒットしました。二つの作品の主人公に共通している「傷ついた身体」をキーワードに、なぜ二つの作品が私たちを魅了するのか精神分析してみます。
担当教員
研究分野
担当教員/研究分野

臨床心理学科 村澤和多里
「臨床心理学」、「青年心理学」、「児童虐待」

プログラム内容

若者たちはどんどん真面目になっている。でも冒険できなくなっている。「失敗したらどうしよう」「嫌われたらどうしよう」そんなことばかりで心がいっぱいになって、先のことが見えなくなってしまいがち。本当は心を開きたいのに、家族しか信用できる人がいない・・。そんな若者たちの「生きづらさ」について一緒に考えましょう。
担当教員
研究分野
担当教員/研究分野

臨床心理学科 村澤和多里
「臨床心理学」、「青年心理学」、「児童虐待」

プログラム内容

「憑きもの」という概念は心理学と馴染まないように思うかも知れないが、実は明治以前の日本では、心のトラブルは「憑きもの祓い」によって解決されていた。それが明治になって「催眠」という概念に置き換えられ、やがて「心理療法」という技法が生まれていく。この認識の転換は、私たちの心をどのように変えたのであろうか。
担当教員
研究分野
担当教員/研究分野

臨床心理学科 村澤和多里
「臨床心理学」、「青年心理学」、「児童虐待」

プログラム内容

「気がついたらUFOに乗せられていて、宇宙人に身体検査されていました」と言う人がいます。米国では15人に一人くらいの割合でそういう人がいるそうです。彼らの体験は本当なのでしょうか。最近、ありもしない偽の体験記憶を植え付けることが可能だ、と主張する研究が盛んになされています。宇宙人による誘拐の話をもとに、偽の体験記憶が所有される理由と原因についてお話ししたいと思います。犯罪被害者の記憶にも偽りのものがあるようです。しかし宇宙人の場合と違って、この場合は「偽の体験記憶があり得る」で終わる訳にはいきません。この体験談は本当なのかどうか問われるべきだからです。記憶の真偽はどのように見極められるのでしょうか。裁判での自白や目撃証言の心理学鑑定を題材に、記憶の真偽の判別について触れてみたいと思います。
担当教員
研究分野
担当教員/研究分野

臨床心理学科 森 直久
「供述分析」、「記憶の生態心理学」、「コーチング」、「アクティブラーニング」

プログラム内容

心理学の対象は、私たちが日々生きている中にあります。私たちが何気なくやっている振る舞い、なんとなく感じてしまう気分も、心理学的法則に基づいているのです。ファーストフード店に行ったとき、空いている席があっても、混んでるなと感じることがありますね。混んでいても座らざるを得ないとき、あなたが何気なくやっていることがあります。わかりますか。ある場所や部屋に来た時、快適だとか気分悪いとか思うことがありませんか。風水とか霊を持ち出す前に、心理学的に考えてみましょ う。ほしくもないビラを街頭でつい受け取ってしまうのはなぜでしょうか。話したくもない相手からの電話がすぐに切れないのは どうしてでしょうか。こんな日常エピソードの数々から、私たちを支配している心理学的法則を明らかにしてみたいと思います。
担当教員
研究分野
担当教員/研究分野

臨床心理学科 森  直久
「供述分析」、「記憶の生態心理学」、「コーチング」、「アクティブラーニング」

プログラム内容

レジリエンスとは、物理学、社会学など幅広い分野で使われている言葉ですが、心理学では、ストレスを受けた時に「跳ね返すこころの力」(精神的回復力) という意味でとらえられており、最近、注目されている概念です。高校保健体育で扱う「精神疾患の予防と回復」の単元と連動可能な内容です。ストレス社会で生きていく私達がレジリエンスを身につけるためには?についてお話します。
担当教員
研究分野
担当教員/研究分野

臨床心理学科 斉藤 美香
「学生相談・力動的アセスメント/アプローチ」

プログラム内容

宿題しなくちゃいけないのに、ついついスマホをいじってみたり、マンガを読んだり・・・してしまうことありませんか?このように、何らかのやらなければならないことを行わないまたは、遅らせる現象を“先延ばし行動”と呼び、最近、心理学分野では、多くの研究がされています。
先延ばし行動のメカニズムと今やるべきことに集中できるためのヒントについて、ワークを取り入れながら説明します。
担当教員
研究分野
担当教員/研究分野

臨床心理学科 斉藤 美香
「学生相談・力動的アセスメント/アプローチ」

プログラム内容

日本においては、自殺者数は年々減少していますが、若年者の自殺は増加傾向にあります。
皆さんが、大学進学し、社会人になってからもストレスや心理的な危機といかにして、つきあっていくか、自分が困った時にどのように援助を求めるかについて、理解していることは重要です。
本講義では、若い人向けの自殺予防プログラムをご紹介します。
担当教員
研究分野
担当教員/研究分野

臨床心理学科 斉藤 美香
「学生相談・力動的アセスメント/アプローチ」

プログラム内容

2024年元旦に発生した能登半島地震では、200名を超える命が失われ、家屋が倒壊し、多数の住民が未だに避難生活を余儀なくされています(3月現在)。災害列島といわれるわが国では、台風、水害、火山噴火、地震、津波、竜巻などが頻繁に起きていますが、近年は特に「想定外」の災害が生じています。災害や悲惨な事故や事件を体験すると心と身体に変調をきたすことがあり、中にはトラウマとなってしまう人もいます。トラウマとは心の傷のことで、その人から豊かな感情ややる気を奪い、日常生活の足を引っ張ってしまいます。もし、大きな災害に遭ったとしたら人はどんな心理状態になるのでしょうか。そしてそういった被災者に対して、周囲の人はどのように関わるのが望ましいのでしょうか。よく「心のケアが必要だ」と報道されていますが、具体的にはどういうことを目的にしてどういった支援をしているのでしょう。この講義では、そういったことについて考えていきたいと思います。
担当教員
研究分野
担当教員/研究分野

臨床心理学科 菊池 浩光
「事故・災害時の心のケア」

プログラム内容

近年、「まさか」の出来事が頻発し、人の心に漠然とした不安が生じやすくなっています。2018年の北海道胆振東部地震、2019年に中国武漢に端を発したコロナ禍、ロシアのウクライナ侵攻、イスラエルとハマスの紛争、そして2024年の能登半島地震や航空機衝突事故。想定外の悲惨な出来事は大小合わせればそこここに起きているといっていいでしょう。また、千島海溝・日本海溝、南海トラフなどの大地震が予測されています。これらの現象を並べてみたときに、私たちの日常生活が、実は生活の基盤を揺るがすようなまさかの出来事といつも隣り合わせにあるということを認識せざるを得ません。想定外の出来事に遭遇したとき、人の心は普通の気持ちではいられなくなり、中には病的な反応を示すことがあります。そういった心の動揺はなぜ起こり、鎮めるためにはどのような対応が必要なのでしょうか。
担当教員
研究分野
担当教員/研究分野

臨床心理学科 菊池 浩光
「事故・災害時の心のケア」

プログラム内容

高校では倫理社会や保健の時間に青年期の心理的な特徴について勉強する機会があるでしょうが、心理学全体については学習することがありませんので、大学ではじめて学ぶことになります。そこで、大学の心理学の授業ではどのようなことを学ぶのか、心理学にはどのような領域があるのか、心理学の学習を活かす進路や職業についての情報を提供します。また、心理学の学問としての特徴について説明する中で効率的な学習の方法についても知ることができると思います。
担当教員
研究分野
担当教員/研究分野

人間科学科 舛田 弘子
「教育心理学」
人間科学科 藤野 友紀
「発達心理学」、「保育学」

プログラム内容

人間科学科・心理教育専攻で学べる心理学に関連した内容を紹介します。私たちの教育目標は、「誰もが等しく自分らしさを発揮して生きられる社会を実現するには? 心理・教育・社会・共生・インクルーシブ教育の科目群と諸活動から学ぶ」です。この目標に基づいて、実際に行われている授業などをご紹介したいと思います。
担当教員
研究分野
担当教員/研究分野

人間科学科 舛田 弘子
「教育心理学」
人間科学科 藤野 友紀
「発達心理学」、「保育学」

プログラム内容

「人を支援する」とはどういうことだろう。困っている人に対して、当人が不便・不快を感じないように“おもてなし”をしたり、当人の代わりに問題を解決してあげることは、はたして本当の支援といえるのだろうか。本講義では、まず、「復興」を強調して実施される多くの震災復興支援が、受援者に「私たちは支援を受けて当たり前」という受動的な考え方を身につけさせてしまっている可能性を指摘する。そのうえで、受援者の主体性を重視する心理学の立場から、東日本大震災の被災地にて講師が開催してきた「書道教室」の実践を紹介し、「復興をあえて強調しない復興支援」の効果を、具体的にわかりやすく解説する。最後に、支援という切り口は、部活動や子育てなど、生活のあらゆる領域に存在していることを示し、生徒自身の身近な例を支援の観点から再考してもらうことをめざす。
担当教員
研究分野
担当教員/研究分野

人間科学科 河合 直樹
「社会心理学」、「グループ・ダイナミックス」、「書道」

プログラム内容

乳幼児は自分の周囲にあるモノとの関わり方、道具の使い方、言葉や文字など、様々なことを学びながら発達していきます。では、子どもたちは、それらをどのような仕方で学ぶのでしょう?子どもの発達過程にある行動をよく調べてみると、子ども自身が様々な仕方で「とにかく自分なりに関わってみる」ことから学習を開始しているのがわかります。本講義では、そのことを乳幼児の歩行や道具使用などの発達について確認し、子どもの学習・発達の基本にあることについて考えていきます。
担当教員
研究分野
担当教員/研究分野

こども発達学科 鈴木 健太郎
「発達心理学」、「生態心理学」、「認知科学」

プログラム内容

「福祉の仕事」と言うと、高校生のみなさんは(というか、世の中のほとんどの人は)、お年寄りや障がいのある人の「介護」を イメージすると思います。しかし実際には、「介護」はほんの一部であって、それ以外にも、人を支える「福祉の仕事」はたくさんあります。
たとえば、虐待を受けている可能性のあるお子さんやその親御さんと面談し、ご家族が抱えている問題を解きほぐしながら、将来どうしていったらいいかを一緒に考える児童相談所の職員。突然の病気で仕事を失った父親の看病をしながら小さな子どもを育てていくことになった母親に、療養上の助言や福祉の制度の利用をすすめる病院の医療ソーシャルワーカー。―ほかにもたくさんある「福祉の仕事」を紹介しつつ、その醍醐味や面白さを、皆さんにお伝えしたいと思います。
担当教員
研究分野
担当教員/研究分野

人間科学科 松川 敏道
「障害学」
人間科学科 横山 登志子
「ソーシャルワーク(社会福祉方法論)」
人間科学科 大澤 真平
「児童福祉論」、「教育福祉論」、「教育社会学」
人間科学科 新田 雅子
「福祉社会学」、「老年社会学」、「高齢者福祉論」

プログラム内容

子育ては新しい発見の連続で楽しい(だけじゃない?)経験です。でも高校時代には何かとわからないことだらけ…。妊娠、出産、そして育休って実際どうなっているんだろう。この講義では男性の育休体験をとおして子育てという営みについて考えていきたいと思います。育児休業制度、男性が育休を取って見えたこと、出産育児に関わるお金の話、そして子育て支援制度まで…。毎日の子どものケアだけじゃなく、子育てに必要な社会的な仕組みや制度について、あなたの理解を助けます。将来ぜったい役に立つこと間違いなし。子育てしたい男性も、ワンオペなんて絶対いや!という女性も、性別に関係なく子育てを考えたいあなたも、一緒に楽しみながら学んでみませんか?
担当教員
研究分野
担当教員/研究分野

人間科学科 大澤 真平
「児童福祉論」、「教育福祉論」、「教育社会学」

プログラム内容

この講義は、子育て支援政策を自分たちの社会のあり方として考えていく課題探求型の講義です。まず、私たちの社会における子育ての問題を日本の家族政策の特徴から理解し、次いで実際に北海道で行われた各種の社会調査から現実を学びます。そのうえで、意見を出し合い、私たちが安心して子育てをしていくために必要な社会政策のあり方を考えるシュミレーションを行っていきます。この講義を通じて、子育てを身近な問題として考え、それを私たちの社会の課題として捉えなおす視点を養います。特に高校生や若い世代のみなさん向けに、自分たちの問題として子育てを考える機会を提供します。内容は一般的な子育て問題として行うことも可能ですし、必要があれば不安定な若者期を過ごす可能性のある方に向けた社会的支援の話を組み込むことも可能です。相談ください。
担当教員
研究分野
担当教員/研究分野

人間科学科 大澤 真平
「児童福祉論」、「教育福祉論」、「教育社会学」

プログラム内容

少子化と単身化が進み、認知症ケアを家族に期待できない人が増えていくなかで、認知症ケアにかかわる最新の研究やこれからの社会のありかた、方策についてお話します。

担当教員
研究分野
担当教員/研究分野

人間科学科 新田 雅子
「福祉社会学」、「老年社会学」、「高齢者福祉論」

プログラム内容

今から100年前、第一次世界大戦で耳目鼻口と両手両足を失った若者の1人称でつづられた反戦小説の古典ともいえる作品を題材に、人間の尊厳やケアの価値について学び、福祉の仕事の意義を共有しましょう。
担当教員
研究分野
担当教員/研究分野

人間科学科 新田 雅子
「福祉社会学」、「老年社会学」、「高齢者福祉論」

プログラム内容

「年を取るとどうなるか。」少子高齢化と情報技術の革新が急速に進むなかで、世代間の交流機会は限られ、またネット上の「老害」言説などからも、高齢者に対する偏見・差別が拡大しているように感じます。自分ごととして「老い」を体験する「エイジング・ゲーム」を通じて、世代を超えた相互理解を促し、年を取るということは生きることそのものであるということを実感しましょう。ゲームを体験した後には、人に対する見方や社会に対する感じ方が少し変わっているはずです。
担当教員
研究分野
担当教員/研究分野

人間科学科 新田 雅子
「福祉社会学」、「老年社会学」、「高齢者福祉論」

プログラム内容

社会福祉の支援において、「女性だから/男性だから」とか「母親だから●●すべき/父親だから●●すべき」などという思い込みを相手に無自覚に求めることは望ましいことではありません。特に、日本では母親規範がとても強い文化圏だといえます。では、そのような思い込みや、理想像ではなく、個人や家族の状況をどんなふうに支援することが求められるのでしょうか?いっしょに考えてみましょう。
担当教員
研究分野
担当教員/研究分野

人間科学科 横山 登志子
「ソーシャルワーク(社会福祉方法論)」

プログラム内容

ネットではさまざまな情報が飛びかっています。情報を見極める力は、社会調査のスキルを身に付けることで養うことができます。リサーチ・リテラシーと言います。社会調査は、社会のことを知るための方法です。自分でデータを集め、整理して分析します。分析結果を考察して、自分なりの社会認識を生み出します。社会調査の一つにアンケート調査があります。内閣支持率は、新聞社などがアンケート調査を行って、情報を集め分析した結果として出てきます。ドキュメンタリー番組や動画サイトのインタビューも社会調査の一種です。聞き取り調査といいます。
社会調査のやり方が少しだけ分かると、ネットの情報を読むときに見逃していたポイントを発見できるようになります。リサーチ・リテラシーという言葉を知っている人も知らない人も、どれだけのことができるか、この授業で体感してみてください。
担当教員
研究分野
担当教員/研究分野

経済学科 大國 充彦
「地域再生」、「戦後北海道の社会調査」

プログラム内容

現在では、歴史学や考古学で扱われる史料・遺跡・遺物を研究するために、デジタルアーカイブ、超高精細画像技術、CT・MRI等のX線装置、レーダー、ソナー、ドローン、衛星測位、デジタル顕微鏡、3Dスキャナなどの先端技術がごく普通に用いられています。それらの情報解析にはコンピュータが不可欠です。歴史学・考古学を学ぶ上でも、これらの基礎的な知識や、機材の使用の習熟が必要になってきました。この講義では、これらを用いてどのように新しい情報が得られ、そこからどのように過去が復元されるのか、さらにそれらの成果がどのように社会に還元されていくのかを紹介します。
担当教員
研究分野
担当教員/研究分野

人間科学科 臼杵 勲
「東アジア古代・中世考古学」、「 文化財科学」、「博物館学」

プログラム内容

風土記にでてくる桃太郎のお話は、誰もが知っています。お婆さんが川から桃を拾ってきた。それを家に持ち帰り、お爺さんと共に割ると男の子が生まれた。男の子は大きくなり、鬼退治に行くと言いだした。お婆さんは黍団子を作り、犬・猿・雉を家来にし、鬼ヶ島に向かいます。3匹の活躍もあり、鬼を退治し、宝を奪い取り、めでたしめでたし。粗筋を言ってしまえば一言で終わってしまいます。しかし、まてよ?!と考えてみましょう。「黍団子、ひとつのために家来になる」とは何を暗示しているのでしょう。けらいになるということは、死ぬかもしれない。それも黍団子1つのために。そう考えると、物語が別の意味をもち始めます。そこには、時代が変わっても変わらない、誰もがもっている「日本人の知恵や幸せ」が見えてきます。一緒に考えてみましょう。
担当教員
研究分野
担当教員/研究分野

こども発達学科 北岡 隆行
「国語教育」

プログラム内容

韓国の伝統儒教文化が現代韓国社会に与えている様々の影響について紹介する。古代韓国に栄えた仏教文化とその権威は、およそ14世紀頃を境にして儒教文化とその権威に取って代わられることになり、その儒教文化が19世紀の激動の近代の韓国を支配したのである。20世紀初め、韓国とその文化を支配することなった帝国・日本は、朝鮮王朝時代を貫通していた儒教文化とその権威を覆すことなく植民地支配に上手く利用していた。したがって韓国は、14世紀以来の儒教文化の強い影響のまま戦後を生き抜くこととなったのである。韓国の儒教は、日本や儒教の本場・中国とは違うものであった。ドラスチックな変化を遂げている現代韓国社会であるが、伝統的儒教文化の影響は現在も色濃く残っており、内外で言われている「韓国的」文化となっているのである。
担当教員
研究分野
担当教員/研究分野

こども発達学科 諸 洪一
「日本近代史」、「日韓関係史」、「アジア史」

プログラム内容

北海道の地名の多くは、アイヌ語から来ています。アイヌ語由来の地名の存在は、先住民族であるアイヌ民族の歴史がその土地にながく続いてきたことを物語ります。けれども、それらのほとんどは、もとのアイヌ語の形からはかなり変わってしまっています。漢字を当てたことでもとの意味が見えなくなったり、一部を切り捨てられてしまったり。その一方で、アイヌ語地名を引き継がず、本州・四国などからの移住者や地域の産業にちなんで新たな地名をつけられたものもあります。生活に身近な地名からその地域の歴史をたどれることを、実例を通して紹介します(準備時間などの都合にもよりますが、できるだけ学校所在地やその近隣の地名を例にしたいと考えています)。
担当教員
研究分野
担当教員/研究分野

人間科学科 山田 伸一
「日本近代史」

プログラム内容

北海道は、明治期以降に急速に開発が進んだ歴史をもっています。そのなかで、野生生物の生息環境や生態系は大きな変化を迫られ、また、人間たちは野生生物とどう付き合うのか模索してきました。毛皮や肉が産物として注目されたエゾシカ、家畜を襲う「害獣」として駆除の対象とされたエゾオオカミやヒグマ、早くから人工ふ化が試みられたサケなど、さまざまな野生生物と人間の関わりの歴史を、先住民族であるアイヌ民族と本州以南からの移住者たちそれぞれの視点にも注目してたどります。こうした学習には、地域の歴史を知る意味とともに、現在の自然環境問題を深いところから考える力を養う意味があるのではないかと考えます。
担当教員
研究分野
担当教員/研究分野

人間科学科 山田 伸一
「日本近代史」

プログラム内容

18世紀にイギリスから独立宣言を発したアメリカには神話と呼ばれる物語がありません。新大陸、新世界と呼ばれたアメリカは歴史の浅い国だからです。1900年に児童文学として創作された『オズの魔法使い』は神話を持たないアメリカでいわば神話の役割を果たしています。さて、現代のディズニーランドは『オズの魔法使い』に描かれる「エメラルド・シティ」の延長線上にあります。講義では二つの世界を垣間見ながらアメリカ文化を理解していきます。
同時にアメリカの理想と現実について触れてみたいと思います。
担当教員
研究分野
担当教員/研究分野

英語英米文学科 岡崎 清
「英米の文学と文化」、「アメリカ小説」、「アメリカ自然主義小説」

プログラム内容

「英語は発音よりも中身だよ」などとよく言われます。中身は確かに重要です。しかし私は、colloquialの下線部を/ ki /と発音したら通じなかった経験があります。発音がまずくて通じないのでは「中身」以前の問題です。ならば発音を鍛えよう…となった時が「英語音声学」の出番です。この講義では、本学科の「英語音声学」の一部を体験します。具体的には、日本人英語学習者にとって特に難しい箇所の発音を向上させます。この講義に参加すると、rightとlightをきちんと発音仕分けられるようになります。earthが「アース」と違うことがわかり、発音できるようになります。“This is the house that Jack built.”をリズミカルに読めるようになります。コツをおさえて練習を継続すれば必ず身に付きます。
担当教員
研究分野
担当教員/研究分野

英語英米文学科 眞田 敬介
「英語学」、「認知言語学」、「英語文法論」

プログラム内容

「文法の勉強はつまらない」などとよく言われ、居心地の悪い思いをしてきた「文法」。ですがこの文法というのは見方を変えると実は結構面白い存在です。「そもそも文法って何?」「文法ってどうして必要なの?なかったらどうなるの?」「人間は文法をどうやって身につけているの?」「外国語の文法はどう学べばいい?」。これらの問題のどれか1つでも興味を持った人に、この講義を受けてみてもらえればと思います。
担当教員
研究分野
担当教員/研究分野

英語英米文学科 眞田 敬介
「英語学」、「認知言語学」、「英語文法論」

プログラム内容

イギリスとは、どこにあり、どういう気候なのか?何故、イギリスという名前が日本では使われているのか?イングランドとは違うのか?また、何故イギリス料理というのは評判が悪いのか?このようなイギリスの生活・社会・歴史・文化について考えてみたいと思います。さらに本学のプログラムで、イギリスに留学した場合に、どのような生活が待っているかについても触れておきたいと思います。
担当教員
研究分野
担当教員/研究分野

英語英米文学科 菅原 秀二
「イギリス近世都市(ロンドン)史」、「イギリス近世社会史」、「イギリス革命史」

プログラム内容

『キャッツ』は、海外だけでなく日本でもロングセラーを続けているミュージカルです。原作は、ノーベル賞詩人T.S.エリオットによる詩集ですが、本来は、ミュージカル用に書かれた作品ではありません。詩人エリオットの描いた猫の世界が、いかにしてミュージカルで表現されているのか。その魅力について、原作とミュージカルを比較しながら、皆さんと一緒に考えてみましょう。授業では翻訳と日本語字幕を中心に扱いますが、高校生でも分かる英語も少し選び、原文の魅力にも触れてみたいと思います。
担当教員
研究分野
担当教員/研究分野

英語英米文学科 中村 敦志
「アメリカ文学」、「アメリカ詩」

プログラム内容

イギリスは多くの児童文学作品を生んだ国として知られています。『ハリー・ポッターシリーズ』はもちろんのこと、『クマのプーさん』『ピーターラビット』『不思議の国のアリス』『チョコレート工場の秘密』などは有名です。そのような作品の一部を一緒に英語で読んでみましょう。
出張講義では『クマのプーさん』を取り上げます。有名なキャラクターですが、あらためて原作に触れ、キャラクターたちの特徴を探ってみましょう。「プーさんのプーってどういう意味?」「このセリフに込められた意味は?」など、大人もいやされると評される本作品をとおして、英語の勉強はもちろんのこと、その世界観を一緒に探求してみましょう。
担当教員
研究分野
担当教員/研究分野

英語英米文学科 西 真木子
「イギリス文学」、「イギリス文化」

プログラム内容

一般に「英語話者は日本語話者よりもストレートに意見を伝える」、「日本語と違って英語には敬語がなく、相手によって表現を変える必要がない」などと言われることがあります。確かに、英語のコミュニケーションでは、自分の意見を根拠を持って伝えることが大切ですが、だからといって常に率直な物の言い方ばかりが選ばれるとは限りません。むしろ、英語のネイティブスピーカーは、カジュアルで直接的な表現からフォーマルな表現まで、多くのレパートリーを持っていて、会話の相手や状況によってそれらを適切に使い分けています。私の講義では、様々な日常会話の場面を設定し、どのような伝え方が望ましいかを考えながら具体的な英語表現を紹介していきます。また、中学校や高校で学ぶ文法についても、対人関係という新たな視点から解説していきます。
担当教員
研究分野
担当教員/研究分野

英語英米文学科 水島 梨紗
「語用論」、「英語教育」、「対人コミュニケーション」

プログラム内容

言葉をじっくり眺めると、新たな発見があります。例えば、windowという語を見ましょう。①All the rooms have large windows.といえば、文字通りの「窓」。では、②He broke the window./③He jumped out of the window./④I like looking in shop windows./⑤The Internet is a window on the world.のwindowは、どうですか?①のwindowと同じ意味ですか?②のwindowは「窓全体」ではなく「窓ガラス」、③は「窓を開けたときにできる空間」を表し、それぞれの意味が微妙にずれます。④のshop windowsは、店のどんな「窓」(例えば、「店のトイレの窓」)でもいいわけではなく、商品を並べる「飾り窓」に意味が縮まります。⑤は、もはや文字通りの「物理的な窓」ではありません。「壁」と異なり、外の様子が見える実際の「窓」のように 、インターネットは世界のあらゆることに触れられる「窓(手段)」を意味します。このような一見すると無関係に思える複数の意味は、頭の中でバラバラに存在するのでしょうか。本講義では、英語・日本語を例に語の意味を見つめなおします。語にはたいてい複数の意味があり、それらは無秩序に存在せず、ある一定の秩序で関連づけられていることを見てゆきます。
担当教員
研究分野
担当教員/研究分野

英語英米文学科 山添 秀剛
「英語学(意味論,語用論)」「認知言語学」

プログラム内容

「これはまさに、宝石箱や~!」。特上海鮮丼を前に某グルメレポーターが一言。「海鮮丼」はイコール「宝石箱」ですかね。「外野席はみな、稲葉ジャンプです!」。「稲葉ジャンプ」?単純に意味の足し算をすると、稲葉選手自身が飛び跳ねる」ことになりますが。「焼き鳥(豚バラ)タレ」。某スーパーのお惣菜コーナーの一品。これは「鳥」なのか「豚」なのか…。「先生の試験は死にました」。テストの度に何度も死んでしまう学生もいたり。「その件につきましては前向きに検討させて頂きます」。政治家の発言にはいつもだまされ。「うまいもんはうまい!」。関西ローカルの某CMの決めぜりふ。「XはX」と言っても矛盾しないのはなぜ。言葉の意味の世界は面白い。とくに「文字通りでない」言葉はなおいっそう。一緒に考えてみませんか。
担当教員
研究分野
担当教員/研究分野

英語英米文学科 山添 秀剛
「英語学(意味論,語用論)」「認知言語学」

プログラム内容

オランダといえばサッカーやスケートの強豪国、またゴッホやレンブラントといった画家が有名ですが、歴史的にも日本と深いつながりがあります。鎖国体制下の江戸時代にあっても、唯一関係を保ち続けたヨーロッパの国であり、西洋の科学技術の多くがオランダ語を通じて日本に紹介され、それは「蘭学」として花開きます。その言語オランダ語とはどのような言語なのか、オランダに長年住んだ講師が昨今のオランダ事情も交えわかりやすく解説します。
担当教員
研究分野
担当教員/研究分野

経済学科 白石 英才
「言語学」、「音韻論」、「ニヴフ語学」

プログラム内容

北海道から一番近い外国はロシアです。宗谷海峡を40km隔てたサハリン島はロシア連邦サハリン州の一部です。現在、サハリン島の住人約60万人の大半はロシア人です。しかしロシア人がサハリン島に住み始めたのはせいぜい150年前からです。それ以前にサハリン島に住んでいたのは、ニヴフ、アイヌ、ウイルタといった先住民族です。彼らは現在もサハリン島、あるいは一部は北海道に居住していますが、その実態は日本ではほとんど知られていません。北海道の北の隣人であるこれらの民族を毎年調査で訪れる講師が、彼らの文化、言語、歴史についてわかりやすく解説します。
担当教員
研究分野
担当教員/研究分野

経済学科 白石 英才
「言語学」、「音韻論」、「ニヴフ語学」

プログラム内容

アイヌ語は北海道・樺太・千島およびその周辺地域で話されてきた日本語とはまったく異なる言語です。アイヌ人を取り巻く社会状況の変化により、現在では危機言語のひとつに数えられています。本講義では、講師がおこなってきたアイヌ語のフィールドワークの知見も織り交ぜながら、言語としてのアイヌ語について考えていきます。日本語や英語、中国語など、メジャーな言語だけが人間の言語のすべてではありませんし、社会的にメジャーな言語だからといってマイナーな言語より本質的に優れているわけではありません。アイヌ語は日本語と比べてどのような特徴がある言語なのか。アイヌ語はどのような現状なのか。危機言語とは何なのか。身近なところから「言語」について一緒に考えていきましょう。
担当教員
研究分野
担当教員/研究分野

経営学科 岸本  宜久
「言語学」、「アイヌ語」

プログラム内容

人類の「言語」のモードは大きく2つあります。ひとつは日本語のように、音声を聴覚的に言語として捉える音声言語です。もうひとつは、日本手話(日本のろう者が主に母語・第一言語とする手話)のように、手指などの身体的な動きや形などを視覚的に言語として捉える手話言語です。「手話」は音声言語の代替的なコミュニケーションツールではありません。また、音声言語を手指で「見える化」したものでもありません。手話は独自の語彙や文法を有する、音声言語と対等な人類言語のひとつです。この講義では言語学の観点から、世界の言語のひとつである「手話」について一緒に学び、考えてみましょう。
担当教員
研究分野
担当教員/研究分野

経営学科 岸本 宜久
「言語学」、「アイヌ語」

プログラム内容

ダイエット、健康づくりのための情報は世の中に溢れています。飲酒と健康、禁煙するためのさまざまなグッズ、HIVを含めた性感染症の予防、メタボリックシンドローム予防とフィットネスなど。今は、多くのメディアやインターネットを介して、実に多くの情報を手軽に手に入れることができます。しかし、本当に正しい知識を手に入れているのでしょうか?また、健康を維持増進するための情報が溢れているにも関わらず、なぜ多くの人は、病気予防のために行動を変えないのでしょうか?なぜ、多くの人は疾病予防のために効果的だといわれる行動を選択しないのでしょうか?この授業では、健康や疾病予防、そして社会変革活動(HIV予防キャンペーン等)について、マーケティングの枠組みから考えていきます。
担当教員
研究分野
担当教員/研究分野

こども発達学科 北田 雅子
「ヘルスリテラシー 健康教育」、「学習デザインと動機づけ」、「ストレスマネージメント」

プログラム内容

私たちにとって「ストレス」というのはとても日常的に頻繁に使われる言葉ですね。「ストレスがたまる」「ストレス発散」「ストレス解消」というような言葉は多くの人が何気なく使っているでしょう。ただ、本当にストレスは解消できるのでしょうか?この授業では、みなさんが考えている「ストレス」とそのストレスについてどのように関わっていくと良いのか?具体的な対処法について考えてみましょう。
担当教員
研究分野
担当教員/研究分野

こども発達学科 北田 雅子
「ヘルスリテラシー 健康教育」、「学習デザインと動機づけ」、「ストレスマネージメント」

プログラム内容

現代ではスポーツの楽しみ方は「する」だけではなく、「見る」、「支える」など多様になってきている。スポーツを人類が育んできた文化としてとらえ、多様な接し方を通じてこれを享受することがスポーツを楽しむということという考え方がある。一方で既存のスポーツ種目をもってこれをスポーツとする狭義な解釈がある。これらを対比しながら「スポーツとは何か」ということに迫るものである。
担当教員
研究分野
担当教員/研究分野

こども発達学科 濱野 貢
「体育・スポーツ経営学」、「保健体育科教育学」

プログラム内容

裁判員制度が始まった頃から、刑事裁判についてただ講義で勉強するだけでなく、刑事裁判のシナリオづくりを通して刑事裁判の流れや審理のポイントを考える授業を展開してきました。それと並行して、そのオリジナルシナリオに基づいて学生が裁判官、検察官、弁護士、被告人などの役を演じる出張模擬裁判を高校に提案し、毎年1~2件のリクエストをいただいてきました。今年度は、タイトルに掲げた2つのシナリオを素材として用意しております。「栗山湖畔殺人事件」は、被告人による殺人行為があったかどうかを証拠によって確認するものです。「大学生いじめ強盗殺人事件」は、被告人による殺人行為があっ たことは被告人も認めるなか、その殺人行為が正当防衛として無罪になるのか、それとも有罪なのかを確認するものです。この出張模擬裁判ではこれまでの経験や高校の先生方からのご意見を踏まえて、以下の各種の方法を用意しておりますので、リクエストをいただいてからご相談のうえ実施方法を決定したいと思います。
1)授業1コマタイプ
①冒頭に担当教員から簡単に流れや用語を説明したあと、学生による裁判劇の実演
②あらかじめ高校にシナリオを送付し、生徒さんで役割分担をしておいていただき、当日は担当教員の解説を付けながら、生徒さんによる裁判劇の実演
③短縮ヴァージョンのシナリオでの学生による裁判劇(30分)のあと、生徒さんをいくつかのグループに分けて模擬評議
2)授業2コマタイプ
①1コマ目は冒頭に担当教員から簡単に流れや用語を説明したあと、学生による裁判劇の実演を行い、2コマ目は生徒さんをいくつかのグループに分けて模擬評議をし、その後グループごとに評議結果を発表し、最後に担当教員が解説を行います。
担当教員
研究分野
担当教員/研究分野

法律学科 岡田 久美子
「刑事法学」

プログラム内容

2016年に神奈川県の障害者施設で起きた多人数殺傷事件を受け、参議院元副議長が、犯罪予告者や再犯率の高い性犯罪前歴者に対応できる法整備を進める必要があるとの認識を示し、GPS(位置確認のための電子装置)の利用を検討すべきだとしました。再犯の可能性がある前歴者にGPSを装着させることは認められるべきでしょうか。刑罰が何のためにあるのかを知ったうえで、考えてみましょう。
担当教員
研究分野
担当教員/研究分野

法律学科 岡田 久美子
「刑事法学」

プログラム内容

親が子どもの日常生活について心配し、恋人同士が相手からの自分への思いを信用しきれず…など、さまざまな理由からついつい他人のスマートフォンのメールを読んでしまうことがあるようです。でも、なんとなくプライバシーに関係しそうな気はしますよね。「プライバシー権」っていうからには、それを侵したら犯罪のにおいが漂いそう。えっ、するとあの人のメールを見た私は犯罪者?この講義では、メールの盗み見の具体的なイメージをつかんでもらったうえで、はたしてメールの盗み見は犯罪なのかを考えていきます。そのことを通じて、法にもいろいろ種類があることを知ってもらえたらと思います。
担当教員
研究分野
担当教員/研究分野

法律学科 伊藤 雅康
「憲法学」

プログラム内容

北海道日本ハムファイターズが2004年に札幌ドームを本拠地としてから、北海道の人々にとってプロ野球観戦は身近な娯楽となりました。また、高校野球も根強い人気があり、皆さんのなかにも球場での野球観戦の経験がある人は多いと思います。ただし、野球観戦はただ楽しいだけではありません。投手と打者の真剣勝負あるいは駆け引きのなかで、一試合のなかでけっこうな数のファウルボールが観客席に飛び込みますので、ウカウカよそ見しているわけにはいきません。ものすごいスピードでファウルボールが飛んできたら、それにあたってケガをすることもあり得ます。さて、それではケガをした人はだれから損害賠償をしてもらえばよいでしょう?打者?投手?球団?球場?…えっ、もしかして賠償してもらえない?この講義では、実際のファウルボール訴訟を例にしながら、そこで争われる法律問題はなにか、裁判でスポーツ特有の楽しさはどれだけ考慮されるのか、などを紹介しようと思います。
担当教員
研究分野
担当教員/研究分野

法律学科 伊藤 雅康
「憲法学」

プログラム内容

実際に犯罪が起きて警察による捜査が行われるとき、真実の究明のためであれば何もしてもよいわけではないことは皆さん知っていると思います。日本国憲法で「拷問」を「絶対に」禁止していることはその一例ですね。「目的のために手段を選ばない」というわけにはいかないとすれば、科学技術が進歩して、犯罪捜査に利用できる技術や機器が新たに登場したとしても、使えるものと使えないものがある、ということになります。そのときに、「使える」か「使えない」かはどのように判断したらよいでしょうか?この講義では、スマホやカーナビなどで私たちの日常生活にすっかり定着したGPS機能を素材に、最高裁判所で下された判決を紹介しながら、この問題を考えてみたいと思います。
担当教員
研究分野
担当教員/研究分野

法律学科 伊藤 雅康
「憲法学」

プログラム内容

ニートや少子化、子供への虐待など現代の〈家族〉親子関係、夫婦関係が抱える問題には、〈経済〉との深いつながりがあります。例えば、今、少子化の進行という状況の中で女性の結婚と職業との関係が問われています。「結婚もせず働き続け、子供を生もうとしない人が増えたから少子化になった」という人もいます。他方、仕事と子育てを両立させてきた先輩の女性達からは、「夫の収入だけでは、子育ては無理。でも仕事と子育ての両立は本当に大変。だから、若い人たちが仕事と子育てを両立できるような仕組みがあれば…」という声も聞こえてきます。今、〈家族〉は〈経済〉からどんな影響を受けているのか、これからの〈家族〉と〈経済〉の関係はどうあるべきか、こういった問題をこの講義では考えていきます。
担当教員
研究分野
担当教員/研究分野

経済学科 浅川 雅己
「資本主義社会」、「生活様式」、「アソシエーション社会」

プログラム内容

最近は、原発のこととか、温暖化の影響といわれている異常気象のこととか、環境にかかわる話題を耳にする機会は多いと思います。でも、それが経済と関係すると聞いてもピンと来ないかもしれません。実は環境問題は、経済学の主要な研究課題の一つです。特に次の二点が重要です。今現在の経済的な仕組みとその下での私たちの活動が、自然破壊の原因となったり、それを悪化させる要因となったりしているかもしれないが果たして実際はどうなのだろうかという点が一つ、もし、そうだとすれば、自然破壊を引き起こしたり、自然破壊を悪化させたりしないような経済の仕組みを作るにはどうしたらよいだろうかという点が二つ目――これらが、経済学が環境問題にかかわって解決を求められている課題です。この講義では、このような二つの課題について受講者のみなさんと考えていきたいと思います。
担当教員
研究分野
担当教員/研究分野

経済学科 浅川 雅己
「資本主義社会」、「生活様式」、「アソシエーション社会」

プログラム内容

中学や高校で勉強している数学は実社会とはかけ離れた存在で、現実に用いられることがないと思っていませんか?実は数学の考え方を利用した学問は自然科学だけでなく社会科学でも数多くあります。例えば、経済学では、生産や消費、価格の関係を数式で表すことがあります。さらに、数学を用いて、生産者、消費者がともに納得しうる価格を決めたり、企業が何個生産すれば最も利潤が得られるかなどを計算していきます。この講義では、皆さんが今まで勉強してきた数学が経済でどのように使われるのかを簡単に紹介していきます。
担当教員
研究分野
担当教員/研究分野

経済学科 山田 智哉
「統計科学」

プログラム内容

経済学は、一般的に考えられているより扱う範囲が広く、また様々な学問と融合しています。授業では、「こんなことも経済学で考えることができるのか!」という内容の一部を、高校生の皆さんに具体例を示しながら紹介します。皆さんの悩みごとや不思議に思っていること、経済学という道具を使うと、解決できるかも?しれません。
担当教員
研究分野
担当教員/研究分野

経済学科 森 邦恵
「応用ミクロ経済分析」、「消費者行動」

プログラム内容

札幌学院大学ではこの数年、国民的アイドルグループやテレビプロデューサー、文化評論家との討論を通じて、地域をどのように活性化するかを考察してきた。首都圏や大都市圏が日本のいたるところ、果ては海外から多くの集客する一つの要因はそこに魅力あるエンターテインメントがあるからである。そのために人々は決して安くはない交通費・滞在費を投じている。そして北海道の若者たちの一定の割合がそのような世界で脚光を浴びようと積極的に首都圏や大都市圏を目指していく。本講義では北海道の政治や経済、地域活性化を考えるうえで欠けていると思われるエンターテインメントの効用について、札幌学院大学での討論や実例などを紹介しながら、北海道におけるエンターテインメントの効用と可能性について述べたいと思う。
担当教員
研究分野
担当教員/研究分野

法律学科 神谷 章生
「公共政策」、「比較政治思想」、「比較政治史」

プログラム内容

皆さんは「不動産」ではなく、「負動産」という言葉を聞いたことはありますか?親が残してくれた土地・家等の不動産は本来では立派な財産です。しかし、そういう財産は負の財産(つまりマイナスの財産)になることもあります。それはどういうことでしょうか?
あるいはあなたの家庭で所有しているクルマを金額で表すとすればどうなるでしょう。買った時の値段でしょうか。中古車の売買業者が提示する金額でしょうか。あなたが売却してもいいと考える金額でしょうか?粗大ゴミ処理するしかないとすれば、その処分費用、つまりマイナスの金額でしょうか。会計はこういうことも考える学問です。
担当教員
研究分野
担当教員/研究分野

経営学科 邵 藍蘭
「財務会計」、「国際会計」、「会計史」

プログラム内容

数字が苦手=数学が苦手と考えがちです。数字を使わない簿記はあり得ませんが、高度な数学を使う事はありません。簿記で使われる単語(勘定科目)とその使い方の勉強が中心で、どちらかというと語学の勉強に近いものです。しかし、あくまでも日本語ですから興味を持ってもらえれば難しい学びではありません。
担当教員
研究分野
担当教員/研究分野

経営学科 坂口 勝幸
「簿記」、「会計」

プログラム内容

お金のことを考えると色々不思議なことや疑問が出てきます。
世の中に、お金がなかったらどうなるのか。
お金と定義づけられているこの紙にどんな価値があり誰がその価値を決めているのか、日本ではどれくらいのお金が使われているのか、外国のお金はどうなっているのか、銀行は何をするためにあるのか。
そんなお金に関する様々な疑問についてお答え致します。
担当教員
研究分野
担当教員/研究分野

経営学科 吉川 哲生
「国際金融」

プログラム内容

人生で必要なものは何か考えた時、欠かせないのは「お金」。人生でどれくらいお金は必要なのでしょうか。みなさんに考えていただきます。人生でその金額を使うということは、それだけ稼いだり、稼いだお金を増やすための投資を行う必要があります。この学習を通じて高校や大学で勉強する意味に気づいていただけると幸いです。
担当教員
研究分野
担当教員/研究分野

経営学科 吉川 哲生
「国際金融」

プログラム内容

どのようなものを購入し消費するのか、お金の使い方はその人の価値観が表れます。若いうちから自分の将来を見通して金銭管理や資産形成することは大切です。高校を卒業したら始めた方がよい資金管理の方法を学びます。また、近年世界中の課題であるSDGs(持続的な開発目標)に向けて、誰一人取り残さず、世界中の貧困をなくそうという取り組みが、あらゆるステイクフォルダー(国、地方自治体、企業、教育機関、各種団体など)で行われています。そのような世界的な目標に参加するためにどのようにお金を使ったらよいのかについて、自分が金銭的に豊かになるだけでなく自分も精神的な満足感が得られ、社会も周りの人も幸せにすることができるお金の使い方を学びます。
担当教員
研究分野
担当教員/研究分野

経営学科 橋長 真紀子
「消費者行動」、「金融教育」、「消費者教育」

プログラム内容

前例のない画期的な商品の創造には、多くのエネルギーと時間を費やし、完成までの過程ではたくさんの課題に直面します。その苦悩を乗り越えて商品が完成したとしても、それが自動的に売れるということはありません。前例のない商品だからこそ、売り方も前例のない新しい方法を模索し、構築しなければなりません。このような新しい商品を作って売るということには、リスクが付きまといます。しかしリスクを取らずに従来の商品だけで安定経営をはかろうとすると、組織は硬直化し取り返しのつかない事態に陥ってしまいます。それがビジネスの世界のリアルです。皆さんが知っている商品が、マーケティング戦略の視点からどのように開発され、困難を乗り切って顧客満足を創造してきたのか、それを会社の歴史を交えながら具体的にお話しします。
担当教員
研究分野
担当教員/研究分野

経営学科 碓井 和弘
「マーケティング論」、「流通論」

プログラム内容

コンビニ業界では、セブン・イレブンの経営の強さはダントツ1位です。では、その強さは、どういうところに現れているのでしょうか?またその強さの秘密は何でしょうか?こうしたことを解説します。
担当教員
研究分野
担当教員/研究分野

経営学科 三好 元
「中小企業経営」、「中小企業金融」、「まちづくり」

プログラム内容

経営学とは何でしょうか?経営学は、企業経営に必要な理論や方法論と定義されています。わかりやすく言えば、企業、会社経営にかかわる、全てのものごとを対象に、企業や組織、それに関わる人々がどうしたら良くなるか?を考える学問のことです。経営学は、皆さんの生活にも関わりの深い学問です。経営学を学べば、北海道のコンビニエンスストア市場において、なぜ「セイコーマート」は全国大手のコンビニエンスストアに勝てているのか?といった身近な企業の経営活動について理解することができます。いったい、「セイコーマート」の強さの秘密は何なのでしょうか?また、どのような経営を行っているのでしょうか?一緒に、皆さんの生活と経営学の関わりについて考えてみましょう。
担当教員
研究分野
担当教員/研究分野

経営学科 後藤 英之
「地域産品のブランド化」、「農業の6次産業化」、「観光マーケティング」

プログラム内容

マーケティングとはどのような学問でしょうか?簡単に表現すると「商品やサービスが売れる仕組みをつくること」です。映画にもなった「もしドラ」で有名な経営学の大家、ピーター・ドラッカーは、「マーケティングの理想は、販売を不要にするものである。」と述べています。マーケティングという言葉は、普段の生活でよく耳にする方も多いと思います。マーケティングは、皆さんの生活に密着した、身近な学問です。マーケティングでは、市場を中心に物事を考えていきます。マーケティングを学べば、なぜ、「白い恋人」は北海道限定販売なのか?といった身近な企業の経営活動についても理解することができます。一緒に、皆さんの生活とマーケティングの関わりについて、考えてみましょう。
担当教員
研究分野
担当教員/研究分野

経営学科 後藤 英之
「地域産品のブランド化」、「農業の6次産業化」、「観光マーケティング」

プログラム内容

ある調査によると、子ども向けプログラミング教室の数が、2013年には750教室だったものが、2018年には約6倍の4457教室に達したそうです。さらに、2020年度から小学校でプログラミング教育が必修化されるなど、現在、プログラミングへの注目が高まっています。かつては、“プログラミングなんて専門家のみが知っていれば良い”ということだったのかも知れませんが、どうもそれでは済まなくなっているようです。とは言え、未経験の人にとっては、プログラミングがどういうものかイメージがつかめないことでしょう。そこで、本講義では、プログラミングとはどのようなものか、そしてどういう仕組みで動作するのか、またそれを操るためにどのような考え方が必要とされるのか、というようなことを簡単に紹介したいと思います。
担当教員
研究分野
担当教員/研究分野

経済学科 森田 彦
「プログラミング教育」、「物理学」

プログラム内容

ネット情報に接するのが当たり前の世の中です。ネットにはさまざまな情報が大量に行き来しています。情報の受け取り方は人それぞれですけれども、メディア・リテラシーという考え方を知ると、情報に対してできることが増えていきます。どんなことができるでしょう。できることが分かるということは、できないことも分かることです。正しい情報と間違った情報を見分けることはできるのでしょうか。
ある程度の情報を集めていくと、情報を加工したり異なる情報を組み合わせることで、これまでになかった知識を産み出すことができるようになります。インテリジェンスという言葉は、そのようなプロセスを表します。インテリジェンスのプロセスを理解すると、集めた情報から新しいものを産み出すことができます。
情報の受けとめ方と使い方について、少し考えてみましょう。
担当教員
研究分野
担当教員/研究分野

経済学科 大國 充彦
「地域再生」、「戦後北海道の社会調査」

プログラム内容

こころのお仕事というものが世の中にはあるのを皆さんはご存じですか?心理士という名の、人の心のスペシャリストが、たとえば病院やたとえば学校、自治体や福祉機関、中には企業の中や刑務所の中など、あちこちで働いています。こころの仕事は目立ちませんが、あらゆる所のあらゆる人の人生の問題の解決に関わっていく専門職なのです。この講義では、たくさんあるこころの仕事を幅広く解説し、さらに、どんな人がどんな風に成長していくとこころのお仕事に就けるのかという、キャリアプランについてお話しします。
担当教員
研究分野
担当教員/研究分野

臨床心理学科 佐野 友泰
「芸術療法の国際比較」
臨床心理学科 宮崎 友香
「医療」、「認知行動療法」、「心理アセスメント」
臨床心理学科 村澤 和多里
「臨床心理学」、「青年心理学」、「児童虐待」
臨床心理学科 山本 彩
「ひきこもり」、「発達障害」、「行動療法」、「ソーシャルワーク」
臨床心理学科 大宮 秀淑
「精神疾患の認知機能に関する実践的研究」
臨床心理学科 斉藤 美香
「学生相談・力動的アセスメント/アプローチ」
臨床心理学科 久藏 孝幸
「児童福祉臨床」、「統計学・機械学習」

プログラム内容

高校生が進路として就職ではなく進学を選択する場合、専門学校か大学かで迷うことがあります。修業年数、学費、生活費、卒業後の進路といった点で違いがあることはよくおわかりでしょうが、最も考えるべきは、あなたがどのような未来を、どのぐらい明確に思い描いているか、そして修学期間にどのような成果を得たいと考えているかということだと思います。それらに応じて、専門学校で学ぶのか、大学で学ぶのか、いずれが適切かが決まってきます。両者の学びの違いはどんなところにあるのでしょうか。この講義では、両者の学びの違いをよく知って、自分に適した進路選択ができるようになることを目的とします。さて、あなたにはどちらの学びがあっているでしょうか。あなたの人生にとって有益なのはどちらでしょうか。一緒に考えてみませんか。
担当教員
研究分野
担当教員/研究分野

臨床心理学科 森 直久
「供述分析」、「記憶の生態心理学」、「コーチング」、「アクティブラーニング」

プログラム内容

心理学というと臨床心理学のイメージが強く、心の問題を理解して支援することを学ぶのだろうなぁと思いがちです。これは一面正しいのですが、これだけではありません。学ぶこと、仕事をすること、生きていくことのベースになる三つの基盤(自己省察力、自己肯定感、協働する力)を固め、その上に三つの柱(コミュニケーション力、心理的援助スキル、調査研究力)を立てる。これが心理学を学んで身につく強みです。どのようにこれらを獲得していくか。心理学部の実践を例にとってお話しします。
担当教員
研究分野
担当教員/研究分野

臨床心理学科 森 直久
「供述分析」、「記憶の生態心理学」、「コーチング」、「アクティブラーニング」

プログラム内容

人文系の大学の多くには、英語を専門に学ぶところが存在します。しかし、そもそも「英語を専門に学ぶ」とはどういうことなのでしょうか。英語専門とは英語「だけ」を学ぶのでしょうか。違うとしたら他に何を学ぶのでしょう。高校までの英語とどう違うのでしょうか。英語専門の場所では海外留学・研修プログラムがありますが、そこでの様子はどのようなものでしょうか。この学科を卒業した人は社会でどんな活躍をしているのでしょうか。どの学部・学科に行っても英語の授業はあります。しかし、英語を専門に学ぶところで初めて触れられる奥深い学びがあるのです。この講義では、本学の英語英米文学科を例に、写真も多く取り入れながら、大学での英語の学びについて具体的にご説明します。
担当教員
研究分野
担当教員/研究分野

英語英米文学科 眞田 敬介
「英語学」、「認知言語学」、「英語文法論」

プログラム内容

「田舎には若い人の仕事がない」という先入観はありませんか?実は、「札幌学院大学で学んだことを活かせる」職場は意外と多いのです。北海道の小学校教員には「地域枠」というのがあり、小規模校でじっくり子どもたちと関われます。保育士の資格を取れば、小規模町村からは引く手あまた。また、本学では「地域連携」に関する科目やボランティア活動も充実しており、どの学部、学科でもここで経験したことは公務員など小規模市町村で活かせるものばかり。起業も夢ではありません。
同世代の出会いもそれなりに期待でき、インターネット環境はむしろ充実している場合もあり、家賃も安く、若者でも充実した田舎暮らしができるのです。本学経由で実現できる田舎暮らしの魅力を余すところなく紹介します!
担当教員
研究分野
担当教員/研究分野

こども発達学科 井上 大樹
「青年期教育」、「臨床教育学」、「生活指導」、「社会教育」、「地域教育」

プログラム内容

2020年度より「社会教育士」制度が始まりました。社会教育士は地域であらゆる人々(大人も含む)の学び「生涯学習」に関わるための専門資格です。具体的には市町村の公共施設(公民館、児童館、○○センター)、公共施設を受託している法人(財団、NPOなど)で活躍できます。また、学校との連携を通じて、地域再生に力を発揮することが期待されています。
いわゆる文系学部・学科からでは大方の専門を活かせる「社会教育士」資格と「社会教育士」を活かした仕事の全貌と魅力について最新の事例も含めて紹介します。
※なお、本学では全ての学部・学科から「社会教育士」資格は取得可能です。
担当教員
研究分野
担当教員/研究分野

こども発達学科 井上 大樹
「青年期教育」、「臨床教育学」、「生活指導」、「社会教育」、「地域教育」

プログラム内容

高校生の皆さんは保育士が活躍する職場というと、まずは保育所を思い浮かべる人が多いと思います。しかし、保育士が仕事をする職場は、保育所以外にも乳児院や児童養護施設など、子どもや保護者支援に関わる現場において多岐に渡ります。
本講義では、保育所以外の児童福祉施設の概要について学ぶとともに、それらの施設で働く保育士の役割について学習することを通して、保育や児童福祉、子育て支援の分野での就職を目指す高校生の将来の進路選択の幅を広げるきっかけにしてもらえるよう講義を行います。
担当教員
研究分野
担当教員/研究分野

こども発達学科 浅沼 裕治
「社会福祉学」、「子ども家庭支援論」

プログラム内容

小学校、中学校、高等学校とは違って、皆が行くとは限らない大学。今、様々なことが学べる大学が全国で700以上もあります。この大学で学ぶということはどのような意味があるのでしょうか。高校を卒業した後の進路としては、もう一つ、専門学校がありますが、それと大学はどう違うのでしょうか。出張講義では、この答えを高校生の皆さんに出来るだけわかり易く解説したいと思います。また、今、札幌学院大学が取 り組んでいる新しい学びの形、アクティブラーニングの最新動向と、学生達の様々な活動を人間力に変えていく札幌学院大学コラボレーションセンターの学生達の活動を紹介し、皆さんが大学に進学すると何が学べるのか、自分がどのように成長していけるのかの一つの答えをお見せしたいと思います。
担当教員
研究分野
担当教員/研究分野

経営学科 石川 千温
「情報教育」、「キャリア教育」、「画像処理」

プログラム内容

就職活動がとても大変なことだと思わないのでしょうか?内定がもらえるまで、書類選考、ウェブテスト、一次面接、二次面接、最終面接に通らなければなりません。大学3年生になったら、仕事を探すために企業研究やインターンシップなどの準備を始めた方がいいかもしれません。日本企業はなぜ手間をかけて、人材を慎重に選びますか?新入社員はなぜ色々な研修を受けなければならないのでしょうか?日本企業はなぜ転勤が多いでしょうか?このような質問を考えながら、日本企業の人事管理について一緒に学んでいきましょう!
担当教員
研究分野
担当教員/研究分野

経営学科 黄 昕
「人的資源管理」

プログラム内容

これからの時代は、AIには担えない人ならではの能力を認識して、他者と協力し合いながら社会を築いていく力が求められます。 ホスピタリティ精神を礎に、他者の感情を汲み取り、想像力を働かせて、良好な人間関係を築くことを目指して、コミュニケーション力を高めるためのポイントをお伝えします。 どのような進路、職業に就くにしても、必ず求められるのはコミュニケーション力です。 コミュニケーションとは何か?の概念をしっかり理解していただいた上で、具体的な行動例をお伝えします。 まずは、ご自身のコミュニケーションスタイルを認識することから始め、改善ポイントに気付き、意識して実践できるようになることを授業の達成目標とします。対人関係に悩むことなく、充実した人生を歩むきっかけ作りにしていただくための講義です。
担当教員
研究分野
担当教員/研究分野

経営学科 矢川 美惠子
「ホスピタリティマネジメント」、「社会人基礎力」

プログラム内容

札幌学院大学の成り立ち、キャンパス、高校と大学の違い、大学で得られるもの、入試制度、チャレンジ制度、スカラシップ・成績優秀者奨学金制度、様々な支援力などについて説明します。
担当教員
研究分野
担当教員/研究分野

英語英米文学科 山添 秀剛
「英語学(意味論,語用論)」、「認知言語学」

プログラム内容

AIは凄まじい勢いで進化している。ある研究では、AIにより無くなる仕事の一つに会計が含まれている。それは本当なのか?であれば、未だに人気資格に簿記検定があるのはなぜ?AIで「できること」「できないこと」を考えてみます。
担当教員
研究分野
担当教員/研究分野

経営学科 坂口 勝幸
「簿記」、「会計」

プログラム内容

教師(学校の先生)になるためには大学に進学して、教員免許状を取得しなければなりません。その上で、公立私立の学校の採用試験に合格する必要があります。教師(学校の先生)という職業に興味・関心のある生徒さんに、教師になるために必要な条件や知識などを分かりやすくお伝えしたいと思います。
担当教員
研究分野
担当教員/研究分野

人間科学科 川原 茂雄
「教育学」、「教師教育学」、「生活指導論」

プログラム内容

小学校時代の授業を思い出してみてください。心の中にあの先生の授業はとても楽しかったけれど、この先生の授業はつまらなかったなあという思い出はありませんか。授業には仕組みがあります。子ども達が「簡単だ」と思って取り組んでも「オヤ変だな」「どうしたら分かるかな」と思い、やがて「こうやってみたい」「こう考え直してみよう」と取り組み、さらにクラスの友達との考えの交流によって解決の糸口が見つけられると、学ぶことが一層楽しくなってきます。このように様々な授業を通して、子ども達に学ぶ楽しさとなるための仕組みを見つけるのが、先生の最も大切な役目です。子ども達から「考えるって楽しいな」「分かるってうれしいよ」という言葉が聞けると、「ああ先生になってよかった」と、とても幸せな気持ちになるものです。このような授業を一緒に体験してみませんか?
担当教員
研究分野
担当教員/研究分野

こども発達学科 井上 大樹
「青年期教育」、「臨床教育学」、「生活指導」、「社会教育」、「地域教育」

プログラム内容

子どもが本来持っている感性に働きかける題材と指導法について、実際に「つくる」ことを通して体験的に学ぶ。
担当教員
研究分野
担当教員/研究分野

こども発達学科 安木 尚博
「造形教育」、「絵画表現」

プログラム内容

地球・人類の持続の危機が訪れています。日本ではなかなか実感できないかもしれませんが、世界では、砂漠化により耕作・労働が不可能になった地域での内戦・テロが多発しています。北海道では、人口減少の中で地域(故郷)の存続が危ぶまれています。そのほかにもジェンダー平等、難民政策・・・様々な人類の課題とゴールが掲げられているSDGsについて学び考え、地球・人類の持続にみんなが踏み出すための授業を、教職に関心のあるみんなで一緒につくってみませんか。
担当教員
研究分野
担当教員/研究分野

人間科学科 池田 考司
「社会科教育」、「主催者教育」、「臨床教育学」

プログラム内容

新型コロナウイルス感染症は、多くの被害者を出し、世界の人々を不安と恐怖に陥れました。しかし、よく調べてみると約100年前にも感染症の世界規模での感染拡大で、世界、日本が大混乱に陥っています。100年前の経験が伝えられていれば、これほどの混乱は生まれなかったと思います。歴史に学ぶことは、そういう点からも重要です。教師志望のみんなで、これからの人類に役立つ感染症の授業をつくってみませんか。
担当教員
研究分野
担当教員/研究分野

人間科学科 池田 考司
「社会科教育」、「主催者教育」、「臨床教育学」

プログラム内容

2コマ連続授業を4回行うことを前提にした「探究学習」用の授業です。研究論文の講読、観察、実験などによって、人がなぜある環境で「・・・してしまう(しない)」のかをつきとめることを目標にし、最後に報告書を作成します。実証的態度「現実を見て仮説を立て、現実に働きかけて、自分の仮説(推測)の正しさを検証できるようになること」、表現力「考えていることを、適切な表現によって、あらゆる人が理解できるようにすること」、社会人基礎力「互いに折り合いをつけて、チームで成果をあげられるようになること」を育むことも目標にします。
担当教員
研究分野
担当教員/研究分野

臨床心理学科 森 直久
「供述分析」、「記憶の生態心理学」、「コーチング」、「アクティブラーニング」

プログラム内容

2コマ連続授業を4回行うことを前提にした「探究学習」用の授業です。一つの問題に対してグループで解答を与える「議論」というコミュニケーションを取り上げ、どのように環境を整備し物理的資源を利用したら、どんな人も見捨てられることなく参加できるコミュニケーション環境となるのかを考えます。文献講読(社会心理学や会話分析など)、コミュニケーション場面の観察、観察結果をもとにした最適な環境デザインの考案などを行います。実証的態度「現実を見て仮説を立て、現実に働きかけて、自分の仮説(推測)の正しさを検証できるようになること」、表現力「考えていることを、適切な表現によって、あらゆる人が理解できるようにすること」、社会人基礎力「互いに折り合いをつけて、チームで成果をあげられるようになること」を育むことも目標にします。
担当教員
研究分野
担当教員/研究分野

臨床心理学科 森 直久
「供述分析」、「記憶の生態心理学」、「コーチング」、「アクティブラーニング」

プログラム内容

結婚後に称する姓については、現在の法律では夫婦が同じ姓を称することを強制する制度になっています。しかし、これについては結婚した後もそれまでの自分の姓を称し続けたい人たちから憲法違反であると主張され、裁判にもなっていますが、最高裁では繰り返し合憲であるという判断が下されています。ただ、それは最高裁が同姓強制制度がベストと考えているからではなく、合理性があると考えるからであり、また、この制度をどうするかは国会で議論して結論を出すべき問題だと考えているからです。そうすると、その国会を構成する国会議員を選挙する私たちも、さて、どうしたらよいかを考えたほうがよさそうです。そこで、この講義では、①「なぜ夫婦同姓強制制度が維持されてきたか?」、②「なぜ選択的夫婦別姓制度が主張されるのか?」、③「選択的夫婦別姓制度を採用する場合、どのようなしくみがよいか?」について手分けして調べた結果を発表してもらい、それに基づいてみんなでテーマについて考えたいと思います。
担当教員
研究分野
担当教員/研究分野

法律学科 伊藤 雅康
「憲法学」

プログラム内容

恋愛は皆さんが楽しみ、場合によっては苦しむ心理現象です。今回はこの恋愛について心理学的に探究していきたいと思います。具体的には「恋愛のタイプ」「付き合っている相手との喧嘩の原因」などの男女の考えの違い、について実際にデータを集め、高校生の恋愛心理の実態に迫っていこうと思います。恋愛に関するデータを集め、整理分析することで、楽しく論理的な思考力を身につけます。
(4回実施の場合のスケジュール例)
第一回 恋愛心理学講義・データの集め方の説明
第二回 高校生の恋愛タイプ(数値データ)の分析と解釈・男女差に関する考察
第三回 高校生カップルの喧嘩の原因(言語記述データ)の分析①
第四回  高校生カップルの喧嘩の原因(言語記述データ)の分析②・男女差に関する考察
担当教員
研究分野
担当教員/研究分野

臨床心理学科 佐野 友泰
「芸術療法の国際比較」

プログラム内容

アートセラピーとは、もともとは芸術的な活動をカウンセリングの場で生かす方法です。今回は、「サイコドラマ (即興劇)」「光る泥団子制作」 「集団スクイグル(簡単なお絵かき)」「リラクセーション」などのアートセラピーの諸技法を体験してもらうことで、「自分自身の思いや考えを表現する」「周りの人とうまくやっていく」「現代を生き抜くストレス解消法を知る」などを目指したいと思います。
(4回実施の場合のスケジュール例)
第一回 アートセラピーとは何かと期待される効果についての講義・サイコドラマ(日常生活場面の即興劇)体験による
第二回 光る泥団子制作
第三回 集団スクイグル(簡単なお絵かき)体験
第四回 リラクセーション(呼吸とともに行うストレッチ)体験
※上記メニューを見ると、描画技術や美的センス、演技力など求められると思われるかもしれませんが、これらのスキルは一切必要がありません。「やる気」と「楽しむ気持ち」だけ持参してください。
担当教員
研究分野
担当教員/研究分野

臨床心理学科 佐野 友泰
「芸術療法の国際比較」

プログラム内容

発達の道筋の中で、通常とは少し異なる歩み方をしている子どもたちがいます。その違いはその子の発達的な特性であるということもできます。しかし、そのような子たちがそれを人生にうまく生かしていくためには、周囲の人たちのサポートが必要です。
特に、そのような子どもたちが小学校で直面する課題、中学校に入って抱え込む思春期特有の葛藤など、その発達の時期にそった理解とサポートは重要です。本講義では、そのような特性について理解するための知識と、支援に関わるスキルについてご紹介します。
担当教員
研究分野
担当教員/研究分野

臨床心理学科 伊藤 万利子
「生態心理学」
臨床心理学科 大宮 秀淑
「精神疾患の認知機能に関する実践的研究」
臨床心理学科 菊池 浩光
「事故・災害時の心のケア」
臨床心理学科 小林 茂
「生活臨床」、「精神疾患への認知行動療法」
臨床心理学科 斉藤 美香
「学生相談・力動的アセスメント/アプローチ」
臨床心理学科 佐野 友泰
「芸術療法の国際比較」
臨床心理学科 手代木 理子
「発達臨床」、「学校臨床小児科領域における心理療法の実践」
臨床心理学科 友野 貴之
「認知科学」、「実験心理学」、「生態心理学」
臨床心理学科 中村 裕子
「ソーシャルワーク」、「アイデンティティ」、「専門職教育」
臨床心理学科 久藏 孝幸
「児童福祉臨床」、「統計学・機械学習」
臨床心理学科 宮崎 友香
「医療」、「認知行動療法」、「心理アセスメント」
臨床心理学科 村澤 和多里
「臨床心理学」、「青年心理学」、「児童虐待」
臨床心理学科 森 直久
「供述分析」、「記憶の生態心理学」、「コーチング」、「アクティブラーニング」
臨床心理学科 山本 彩
「ひきこもり」、「発達障害」、「行動療法」、「ソーシャルワーク」

プログラム内容

スクールカウンセラーが学校に配置されるようになってから、20年以上が立ちました。当初は「不登校」や「いじめ」への対応が期待されていましたが、20年の間に学校のニーズも多様化してきています。特に、2000年代に入ってからは、発達障がいについての理解と支援、児童虐待や貧困の問題など、あらたな困難が学校現場に起きてきています。また、「チーム学校」といわれるように、これらの困難に対して、学校の内外の専門家が協力して当たっていくことが期待されていますが、実際に機動力のある「チーム」をつくるには課題が多くあります。本講義では、スクールカウンセラーの立場から、学校においてできる心理的援助について紹介するとともに、教育相談との関係についてお話しします。
担当教員
研究分野
担当教員/研究分野

臨床心理学科 伊藤 万利子
「生態心理学」
臨床心理学科 大宮 秀淑
「精神疾患の認知機能に関する実践的研究」
臨床心理学科 菊池 浩光
「事故・災害時の心のケア」
臨床心理学科 小林 茂
「生活臨床」、「精神疾患への認知行動療法」
臨床心理学科 斉藤 美香
「学生相談・力動的アセスメント/アプローチ」
臨床心理学科 佐野 友泰
「芸術療法の国際比較」
臨床心理学科 手代木 理子
「発達臨床」、「学校臨床小児科領域における心理療法の実践」
臨床心理学科 友野 貴之
「認知科学」、「実験心理学」、「生態心理学」
臨床心理学科 中村 裕子
「ソーシャルワーク」、「アイデンティティ」、「専門職教育」
臨床心理学科 久藏 孝幸
「児童福祉臨床」、「統計学・機械学習」
臨床心理学科 宮崎 友香
「医療」、「認知行動療法」、「心理アセスメント」
臨床心理学科 村澤 和多里
「臨床心理学」、「青年心理学」、「児童虐待」
臨床心理学科 森 直久
「供述分析」、「記憶の生態心理学、」「コーチング」、「アクティブラーニング」
臨床心理学科 山本 彩
「ひきこもり」、「発達障害」、「行動療法」、「ソーシャルワーク」

プログラム内容

現在、コミュニケーション・スキルの不足により、児童生徒間に様々な問題が生じていることは、先生方も実感を持たれていることと推測します。また、企業においても、新入社員に求める能力の最上位にコミュニケーション力があげられています。
ここでは、児童生徒のコミュニケーションスキルを促進するための様々なグループワークを紹介します。また、これらのグループワークを行う際には、「何でこんなことやらなきゃいけないの?」という反応も予想されるため、目的の共有と動機づけの方法について合わせてお話ししたいと考えています。
担当教員
研究分野
担当教員/研究分野

臨床心理学科 伊藤 万利子
「生態心理学」
臨床心理学科 大宮 秀淑
「精神疾患の認知機能に関する実践的研究」
臨床心理学科 菊池 浩光
「事故・災害時の心のケア」
臨床心理学科 小林 茂
「生活臨床」、「精神疾患への認知行動療法」
臨床心理学科 斉藤 美香
「学生相談・力動的アセスメント/アプローチ」
臨床心理学科 佐野 友泰
「芸術療法の国際比較」
臨床心理学科 手代木 理子
「発達臨床」、「学校臨床小児科領域における心理療法の実践」
臨床心理学科 友野 貴之
「認知科学」、「実験心理学」、「生態心理学」
臨床心理学科 中村 裕子
「ソーシャルワーク」、「アイデンティティ」、「専門職教育」
臨床心理学科 久藏 孝幸
「児童福祉臨床」、「統計学・機械学習」
臨床心理学科 宮崎 友香
「医療」、「認知行動療法」、「心理アセスメント」
臨床心理学科 村澤 和多里
「臨床心理学」、「青年心理学」、「児童虐待」
臨床心理学科 森 直久
「供述分析」、「記憶の生態心理学」、「コーチング」、「アクティブラーニング」
臨床心理学科 山本 彩
「ひきこもり」、「発達障害」、「行動療法」、「ソーシャルワーク」

プログラム内容

教育現場の先生方は、様々なストレスを感じられていると推測いたします。それらのストレスを適切に管理し、精神的健康を保っていくことはストレスマネジメントといわれ、現代社会において非常に重要な概念となっています。ここでは、「ストレスとは何か?」「過重ストレスのサイン」「ストレスに伴う疾患と予防」などをお話ししながら、自己コントロールの一環としてのストレスマネジメントの方法をお話しします。また、リクエストがあれば、バーンアウシンドロームト(燃え尽き症候群)、うつのサインと予防などについても具体的に紹介していきたいと考えます。
担当教員
研究分野
担当教員/研究分野

臨床心理学科 伊藤 万利子
「生態心理学」
臨床心理学科 大宮 秀淑
「精神疾患の認知機能に関する実践的研究」
臨床心理学科 菊池 浩光
「事故・災害時の心のケア」
臨床心理学科 小林 茂
「生活臨床」、「精神疾患への認知行動療法」
臨床心理学科 斉藤 美香
「学生相談・力動的アセスメント/アプローチ」
臨床心理学科 佐野 友泰
「芸術療法の国際比較」
臨床心理学科 手代木 理子
「発達臨床」、「学校臨床小児科領域における心理療法の実践」
臨床心理学科 友野 貴之
「認知科学」、「実験心理学」、「生態心理学」
臨床心理学科 中村 裕子
「ソーシャルワーク」、「アイデンティティ」、「専門職教育」
臨床心理学科 久藏 孝幸
「児童福祉臨床」、「統計学・機械学習」
臨床心理学科 宮崎 友香
「医療」、「認知行動療法」、「心理アセスメント」
臨床心理学科 村澤 和多里
「臨床心理学」、「青年心理学」、「児童虐待」
臨床心理学科 森 直久
「供述分析」、「記憶の生態心理学」、「コーチング」、「アクティブラーニング」
臨床心理学科 山本 彩
「ひきこもり」、「発達障害」、「行動療法」、「ソーシャルワーク」

プログラム内容

現在高等教育には、さまざまな課題をもった生徒が入学してきます。経済的に切迫している生徒、能力の凸凹が大きい生徒、コミュニケーションが苦手な生徒、反社会的な行動を示す生徒、退学や卒業後が心配な生徒・・・。そしてその生徒の家族も何らかの事情を抱えていることが少なくありません。この講義では、そうした生徒や家庭の見立て方と、支援の方法、知っていると便利な制度や機関をご紹介いたします。大人たちが知恵を出し合い手をとりあうことで、生徒の可能性を最大限に伸ばし、生徒たちが自分らしい自立した生活を送っていけるよう、援助していきたいと考えています。
担当教員
研究分野
担当教員/研究分野

臨床心理学科 山本 彩
「ひきこもり」、「発達障害」、「行動療法」、「ソーシャルワーク」

プログラム内容

日本においては、自殺者数は年々減少していますが、若年者の自殺は増加傾向にあります。
2017年に発表された「自殺総合対策大綱」では、子ども、若者の自殺対策の推進が重点施策となり、SOSの出し方に関する教育の推進が求められています。本講義は、生徒の自殺予防対策のために必要な知識や対応、教員が実施できる、教育プログラムについて説明します。
担当教員
研究分野
担当教員/研究分野

臨床心理学科 斉藤 美香
「学生相談・力動的アセスメント/アプローチ」

プログラム内容

大学に入学する発達障害(傾向のある)学生は年々、増加しています。大学は高校までのシステムと違う環境のため、発達障害の学生にとっては、戸惑い、修学上の問題を抱えることもあります。平成28年に障害者差別解消法が施行されてから、大学では本人の意思の表明があれば、合理的配慮の提供が行われ、修学面でのサポートを受けることも可能になってきました。大学入学前から、大学生活で予測されることを理解し、対策を考え、適切な進路を選択することが、大学生活をスムーズにスタートすることにつながると考えられます。本講義では、発達障害の学生にとっての大学生活の実際と入学前に理解してほしいことを説明いたします。
担当教員
研究分野
担当教員/研究分野

臨床心理学科 斉藤 美香
「学生相談・力動的アセスメント/アプローチ」

プログラム内容

高等学校数学で導入された、いわゆる統計学の内容である「データの分析」と「統計的な推測」については、大学の一般入試や大学入学共通テストで徐々に出題されるようになってきました。「データの分析」は統計学では記述統計といわれる範疇で、手元のデータの様子を把握する内容であるのに対して、「統計的な推測」はデータ取得の背後にある母集団を推定することを目的とします。
とくに後者は純粋数学を基礎として独自の考え方の理解が要求され、教職課程等で統計学を未履修の教員も多いと耳にします。高等学校の内容を中心に解説をしますが、統計学に関するリクエストがあればお応えします。
担当教員
研究分野
担当教員/研究分野

経済学科 中村 永友
「統計科学」

プログラム内容

ADHDは不注意、多動性、衝動性を特徴とします。早期に気づいて適切なかかわりをすれば、才能を開花させて社会で大活躍している人も大勢います。しかし、家族や教師の理解が得られず、叱責され続けて自尊心が傷つき自己肯定感が低下したままだと、反社会性が芽生えてごく一部ですが重大犯罪につながってしまうこともあります。本講義では、正しい知識やかかわり方、授業や学校生活での合理的配慮などについて解説します。
担当教員
研究分野
担当教員/研究分野

人間科学科 田中 敦士
「特別支援教育」、「職業リハビリテーション」

プログラム内容

「いじめ」にどのように向き合えばよいのか、いじめ防止対策推進法は教職員に何を求めているのか、あらためて考えてみませんか。本講座では法律制定の経緯や理念を理解しながら、「私たち大人の側に求められていること」について考えていきます(講師経歴2014年度~2021年度「北海道いじめ調査委員会委員」)。
担当教員
研究分野
担当教員/研究分野

人間科学科 大澤 真平
「児童福祉論」、「教育福祉論」、「教育社会学」

プログラム内容

昨今、発達障害等困りを抱えた生徒が多数在籍している高等学校が増加傾向にある。このような場合、障害のある生徒が心理的に安定し、卒業後の自己実現ができるよう、学校で一人ひとりの教育的ニーズに即した支援が行えるような環境調整が必要になる。歴史的な背景として、2004年12月に発達障害者基本法が施行、2008年に高等教育機会均等法が成立し、さらには2016年に高等学校における通級による指導の制度化が進められてきた。
このような政策が実施されているにも関わらず、高等学校における通級による指導を積極的に実施している都道府県は少ない。
本テーマでは、視察訪問した高校通級に在籍する生徒の実態と高等学校における通級指導の役割・指導方法・卒業後等の進路等の聞き取り調査を参考にしながら、高等学校における特別支援教育の必要性と特筆すべき通級指導の実践とを関連づけながら考察する。
担当教員
研究分野
担当教員/研究分野

人間科学科 栃真賀 透
「特別支援教育」、「病弱教育」

プログラム内容

総合的な探究の時間が始まりました。今までの総合的な学習の時間とは異なり、生徒たちの探究学習活動を構想・指導支援していくが求められることになり、模索しながらの取り組みが高校現場では進められているのではないかと思います。北海道では、地域学としての実践を行う高校も次々と出てきています。
探究学習・地域学づくりを、探究学習・プロジェクト学習を研究している立場からサポートできればと考えています。
担当教員
研究分野
担当教員/研究分野

人間科学科 池田 考司
「社会科教育」、「主権者教育」、「臨床教育学」

申込について

申し込み方法

ご希望のプログラムの申し込みフォームに必要事項をご記入の上、送信してください。
お申し込み内容確認後、入試課よりご連絡いたします。

申し込み注意事項
  • お申し込みにつきましては、準備の都合上、実施日のおよそ1カ月前までにお申し込みください。
  • 「出張講義」のご希望日・テーマについては授業等本学の都合によりご希望に添いかねる場合もございますので、第2希望までご記入ください。
  • 本メニュー以外で、ご希望のテーマがございましたらお気軽にご相談ください。
  • お申し込み後、入試課よりご連絡いたしますので、ご連絡先は忘れずにご記入ください。
  • WEB申し込みが難しい場合は、お電話でのお申し込みも承りますので下記までご連絡ください。
  • 「大学見学」につきましては、希望するキャンパスをご選択ください。キャンパス間の移動時間の関係上、2キャンパスの見学をご希望の場合は別途、ご相談ください。
  • なお、「大学見学」で模擬授業を、ご希望の場合は、基本的に選択したキャンパスにあります学部・学科の模擬授業となりますので、ご確認の上、ご選択ください。
  • 「大学見学」で学生食堂を利用される場合は、混雑緩和のため小銭のご用意をお願いいたします。
  • 新札幌キャンパスには駐車場がございませんので、ご了承ください。